事業本部　M.M

 

京都は暑い日が続いています。今回はガイドブックに載っていない（でしょう？）地元伏見のやや涼しげな穴場スポットをご案内します。

まずは「ふしみであいばし」から。

 

最近ロードショーされた映画「きみの膵臓をたべたい」のロケが行われた場所で高校生の二人の主人公が何度も出会うところです。

なんだかおかしなタイトルですが、映画は秀作で最後にタイトルの意味がわかり涙を誘います。京阪中書島駅から５分位で行けるのですが、わざわざ探して行ってもなかなかわかりにくいかもわかりません。桜の季節は実に綺麗で雰囲気のある橋です。

いまは地元の人が散歩するくらいで静かな場所ですが、これからは映画を見た人がどんどん来るのではないしょうか。

橋の下を流れる運河は伏見城のお堀の一部であったともいわれており、十石船が寺田屋の横を通って最後は宇治川へと流れていきます。

 

その十石船の乗り場周辺に、坂本竜馬と妻おりょうの九州への旅立ちの像があります。

寺田屋事件のとき、お風呂に入っていたおりょうが裸で襲撃を伝えて、間一髪で竜馬を助けたというエピソードもあり、二人は危険を避けるため九州に日本で最初の新婚旅行に十石船で旅立った地とされています。

　おまけですが、伏見からは少し離れて、京阪電鉄中書島駅から宇治線に乗り換え、三室戸駅で降りると花の寺「三室戸寺」があります。５月はつつじ、６．７月はアジサイの名所で谷一面にそれぞれの花が咲き誇り最盛期はまさに壮観です。

ここもお勧めスポットのひとつですので一度訪れてみてはいかがでしょうか。

皆さま、お酒の美味しい伏見にどうぞおこしやす。