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KCON WALKER

工事現場

現場だより『いろは呑龍トンネル 桂川右岸流域下水道幹線管渠工事(雨水南幹線管渠)』

建設事業部 S.K

 

 この工事は雨水による浸水対策として、雨水を一時的に貯留する為のトンネルを構築しています。

この地域は、古くは長岡京が造営された頃から被害記録があるようです。近年では都市化が進み多くの雨水が河川に流れ込む為、頻繁に浸水被害に苦しめられています。その他、事業概要は「いろは呑龍トンネル」で検索してください。

 トンネルはシールド工法で施工していきます。作業員は7名から8名で出来るように機械化されています。今回は作業員さんとその仕事ぶりを写真と共に紹介します。

マシンの先端【切羽】では、コンクリート製のブロック【セグメント】を組立ています。手に持っているのが組立る機械【エレクター】を動かすリモコンです。恥ずかしがりやさんなので横顔ですが、真面目な仕事ぶりがみんなに好評な方です。

切羽のすぐ後方ではシールドマシンとセグメントの隙間にモルタルを注入しています。地山に直接影響するので、慎重な作業が求められます。強面ですが、実はとっても優しい方です。

シールドマシンの運転席の様子です。少し狭いですがエアコンが効いていて快適です。地上や切羽との連絡係で頼れるリーダーです。なぜかいつも赤い作業着を着ています。

切羽で組み立てるセグメントを運んでいます。トンネル内は制限速度が決まっています。急がば回れで、スピードよりも確実に運ぶ事が大事ですね。顔はみせてくれませんでした。何か事情をお持ちかな?

土砂を運ぶ配管を繋げています。重い配管を手作業で繋げるので2人から3人で作業します。声を掛け合い、息を合わせての共同作業です。普段のコミュニケーションが発揮されます。たまに、一緒に飲み会ってのも大事ですね。

地上のセグメントを地下に降ろす所です。こちらもリモコンで操作します。大きな吊ベルトを使用しています。ここからは外での作業になりますので、暑さ寒さや雨や風やで大変ですが、頑張ってくれています。

ここは中央制御室。シールドマシンの制御から土砂の搬出まですべてを集中管理しています。ベテランの作業員さんが柔軟かつ迅速な仕事ぶりでいつも感謝・感激しています。たまにお馬さんの事が気になっている時もあるようです。

最長で4キロにもなるトンネルです。移動には軌道自転車も大活躍しています。この方は・・・ごめんなさい、ちょっとわかりません。

毎週末にはみんなで清掃活動をしています。きれいな日本のはずですが、ゴミは無くなりません。

ポイ捨てはやめましょう。

最後に現場職員の面々です。こちらは桂川クリーン大作戦に参加した際の写真です。

みんなで和気あいあい、あーだこーだで仲良くやっています。

 

 

この秋にはトンネルが貫通する予定です。地域の皆様の為に早期供用開始を目指して誠心誠意頑張っているところでございます。関係各所の方々にはご理解ご協力頂いており、大変ありがたく思います。以上現場からでした!