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ABOUT

ケイコンの想い

革新の技術で日本のインフラを支える。創業から変わらないケイコンの想いです。

コンクリートの未来を信じ、1935年に京都伏見で事業を興した荒川鹿次郎。太平洋戦争で荒廃した国土の復興に尽力し、業界全体の成長と地域社会の発展に力を注いだケイコンの創業者です。「革新の技術で日本のインフラを支え、社会に貢献する」。鹿次郎の揺るぎない意志は、時代を超えてケイコンのDNAとして息づいています。
創業者 荒川⿅次郎[1935〜1971]

創業者 荒川鹿次郎の信念

京都で生まれ育った荒川鹿次郎は「国の発展にはコンクリート製品が欠かせない」と、警察官を辞して仲間4人でケイコンの前身である「京阪コンクリート工業所」を興しました。27歳のときです。 戦争で焦土と化した日本の再生を支えるべくコンクリート製品の製造・施工に注力した鹿次郎。「日本のインフラを支える」という使命感のもと技術革新に挑み、社会資本の整備に貢献する製品や、護岸工事・防災工事に威力を発揮する製品を次々と世に送り出しました。

自社の成長のみならず、業界全体の発展に力を注ぎ、業界を挙げて国土建設に取り組めるよう奔走しました。また、本社を置く京都・淀の町長として地方自治の繁栄に寄与するなど「企業は地域と共に発展していくものである」という信念を持ち、実践しました。 鹿次郎の想いは、創業から90年近くを経た今もケイコンを貫くフィロソフィーであり、「行動規範」として社員全員が守り続けています。行動規範に掲げられた「社訓の実践」に社員一人ひとりが取り組み、日々の業務が日本のインフラを支えているという自負のもと、さらなる技術革新に向けて全社一丸となって挑んでいます。

社訓

⼀、和合と進歩

  • 明るく朗らかに挨拶を交わし合い、まず相⼿を引き⽴てる謙虚な考えと裸で話会える信念を養い、そして相⼿から惚れられ慕われる⼈物になるよう⼼がけること。
  • ⼦供は素直である。納得がいかなければ、どこまでも「なぜ」と問い返す。そして⾃分も考えを組み⼊れ、⽇⼀⽇と進歩成⻑していく。⼤⼈もまた同じである。
    職場において熱⼼で⼀⽣懸命やるならば、やるほど「なぜ」という疑問は随所にある。この「なぜ」の疑問をお互い同⼠が研究し、解決に務めるところに事業の進歩や繁栄は⽣まれるのである。

⼀、努⼒と発明

  • 東海道五⼗三次も徒歩から駕籠、そして汽⾞、新幹線と時代のテンポと⼯夫と努力により成果がある。
    当社も⼈⼀倍、注意⼒と頭の回転に努め、働きやすい職場、すばらしい技術そして⽅法を、同志で⼯夫し合い、常に仕事の中に喜びを味わえる職場にしたいものである。
  • 仕事には、知恵や本能も⼤切、しかし些細と思われる平凡なことも、おろそかにしない⼼がけである。
    些細なことを⼤切にするうちに、そこから考案、発明の端緒が出でくるのである。これからは、新製品を旗印とした販路を拡げるべきであり、他⼈の努⼒や⼯夫に対しても、もっと謙虚な気持ちで聞く耳を持つべきである。

⼀、⾄誠と実⾏

  • 誠意を持って素直な判断⼒を養い、あとは勇気であり実⾏⼒である。いかに努⼒しても神様でない限り、100%の判断はできるものではない。せいぜい70%の⾒通しが、また確信ができたら、おおむね妥当であろう。そのあとは、謙虚で真剣に取り組み、100%にする勇気と実⾏⼒をもち続けていただきたいものである。
  • 時代は変わり、⼈の考え⽅も変わった。しかし、信念の尊さは少しも変わりはない。⽬前の⼩利にとらわれることなく、常に得意先、納⼊現場に⼼を配り、急⽤がなくとも出⼊りを密にして、親しみのなかに会社の誠意と信⽤を知ってもらうよう努めて、初めてその答えが得られるのである。