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KCON WALKER

工事現場

スリップフォーム工法の現場報告

建設事業部の山さん
いや〜暑いです。
節電大事ですね。でも、熱中症になっちゃうと大変。そこのバランスは難しいですねぇ…。
ここの所ずっと現場に出ていまして、かなり日焼けしたんです。結果、本業である営業職に戻ったときには、ヘルメットのあご紐の跡が付いてました。現場のお客様には親近感を持ってもらいましたからいいんですけどね。。。
 さて、スリップフォーム工法のお話。今回はちょっとマニアックですが、積算のお話です。

元々スリップフォーム工法が普及したのは高速道路からです。工事延長が長い上に同一構造物が連続して設計されているので、この工法の特徴と特性をいかんなく発揮できたわけです。ですから早い時期から高速道路では採用されてきました。
ですから、現在、高速道路では円形水路と防護柵は標準採用されています。また、舗装に関してもかなりの数量をスリップフォーム工法にて施工しています。
このような現状ですので、ネクスコさんの標準マニュアルにはスリップフォーム工法の歩掛が明記されています。
その他の標準マニュアルとしては協会のものがあります。↓これ。
http://www.nsfa.jp/pdf/structure_sekisan.pdf工事費を算出するときには大抵そうなのですが、スリップフォーム工法も例に漏れず単価は材料費に大きく左右されます。しかも、コンクリートは特殊配合となりますので物価本単価よりも高くなることがほとんどです。
時には何千円もアップする地域もありますので、積算するときには現地に単価調査されることをお勧めします。特に経済比較する場合にはその材料費で他工種と逆転することもありますから。
また、有筋構造物では鉄筋に関して溶接金網になっているメッシュ筋を使用します。これはモールドの中に飲み込まれる時に前方に掛かる圧力が高い為、鉄筋が前方に倒壊しないようにメッシュ筋を使用するのです。(この辺りのことは協会の施工マニュアルに書いてありますよ。)↓
http://www.nsfa.jp/pdf/structure_seko.pdfですから、異型棒鋼の単価+市場単価という算出方法ではありませんのでご注意下さい。
うわっ、今回文字ばっかりだ…。
次回は・・・・・・・なににしましょう?考えときます。。。。
ではでは。