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KCON WALKER

観光

行ってみたかったところ

仙台営業所 A.S

こんにちは。
9月に入り、所どころ秋の気配を感じられるようになってきましたね。
雲は高く秋の空を見られる日もあり、虫の声もいつの間にか変わりました。
店頭では梨やいちじく、栗が並び出し、まだまだ暑い日が続いていますが
季節はしっかりと秋へと移行しているようです。

さて、今回は夏季休暇中に訪れたお寺のご紹介をしたいと思います。
そのお寺というのは、慈眼寺(じげんじ)といいます。
こちらのお寺のご住職をされている塩沼亮潤さんという方が修行を終えた後、
秋保という場所にお寺を建立されました。

仙台市内から約30分ほど山形方面へ向かうと、秋保温泉という温泉街がございます。
こちらの温泉街を抜け、さらに奥へ奥へと向かいます。
自然豊かでとても静かな地域のため、歩くだけでも日々のいろいろから・・解放されそうです。

季節の植物が咲くきれいなお庭です。毎日みなさんでお手入れされているそうです。

こちらのお寺のご住職、塩沼亮潤さんは現在、大阿闍梨という称号を得てご活躍されています。
修行僧時代に「大峯千日回峰行」という命がけの修行を完遂されました。

「大峯千日回峰行」とは(ここからHPより一部抜粋)
奈良県吉野山にある金峯山寺蔵王堂から24㎞先にある山上ヶ岳頂上にある大峯山寺本堂まで、
標高差1355mある山道を往復48㎞、1000日間歩き続ける修行です。
毎年5月3日から9月3日まで年間4ヵ月を行の期間と定めるので、9年の歳月がかかります。

修行を終え山から下りた頃、世の中があまりにも変わっていたことに非常に驚かれたそうです。
上記の他にも幾度も大変な修行を積まれてきました。
ご興味のある方は是非ご自身でお調べになることをお勧めします。

私はというと、長年ここ宮城県に住んでいながら、、ご住職のことを知ったのはほんの数年前でした。
出勤中に聴くラジオ放送で毎日5分間程「今日のひとこと」というコーナーがあるのですが、
まさかこのお坊さんが秋保に居るなんて!です。
これは同僚のI君とも盛り上がりました。しかもこんなにヘビーな修行を積んだとは思えないほどラジオから聴こえる声は柔らかく、修行中の出来事から普段の生活までいろいろなお話をされています。

今回は、秋保 慈眼寺のご紹介でした。こちらの地域、もう少し先に行くと野尻地区という地域に入ります。
ここでいただける野尻のお蕎麦と定食がとっても美味しいので次回ご紹介したいと思います。

仙台市内からほど近く、秋保(あきう)という場所に是非足を運んでみてくださいね。