KCON WALKERケイコン社員のはんなりブログ
製品情報『くけい水路、可変くけい水路』
北関東営業所 Y.O
朝晩の冷え込みで秋の訪れを実感する今日この頃、体調管理には注意しましょう。
今回は、埼玉県の圏央道(桶川北本IC~白岡菖蒲IC)の紹介です。この区間は桶川市・北本市の市街地を通るため、掘割構造(一部はトンネル)が採用されました。
扁平な「くけい水路」を採用する事で、構造物の高さを抑え断面を小型化でき、掘削土量も減らせるので、トータルコストの低減が可能です。
一部に道路勾配と水路勾配が逆になる区間があり、普通のくけい水路だと排水できないと言う問題がありました。それに対応するべく誕生したのが、可変くけい水路です。
これは、扁平ボックス状のくけい水路を側溝と蓋版に分割するだけでなく、側溝の内高を左右異なる高さで製造し、調整コンクリートを不要としました。
製造と出荷の管理は大変ですが、現場では製品を順番に並べるだけなので、楽チンです。
側溝と蓋版はフランジ金具で連結します。
表層のアスファルトが施工されてしまうと、側溝は見えなくなってしまうのですが。。。
同区間は10月31日開通予定で、原稿作成時点では、施工も最終段階を迎えています。
この区間が開通することで、東名(海老名JCT)~中央(八王子JCT)~関越(鶴ヶ島JCT)~東北(久喜JCT)と4つの高速道路が直結し、ますます便利になることでしょう。
ケイコンでは現場状況に応じたご提案を致しますので、お気軽にご相談下さい。