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観光

兵庫の観光情報『姫路と黒田官兵衛』

山陽工場 H.H

 

4月になり、だんだん暖かく春らしい季節になってきました。

日差しや風が心地よい毎日ですね。

 

さて、今年の大河ドラマは、軍師官兵衛

舞台になる姫路は、今、黒田官兵衛でにぎわっています。

 

そんなわけで今回は、官兵衛さんが育った姫路の観光スポットを

ご紹介したいと思います。

 

まずは簡単に黒田官兵衛という人物について説明します。

戦国時代から江戸前期にかけての武将・大名です。

官兵衛という名は通称(字・あざな)で、正式名は黒田孝高(よしたか)。

出家後は如水(じょすい)として呼ばれています。

1546年、姫路城にて誕生します。

姫路城主から、豊臣秀吉の側近として仕え、調略や他大名との交渉などに活躍し、

秀吉の天下統一を支え、戦国時代屈指の名軍師として名を馳せました。

 

ひめじの黒田官兵衛「大河ドラマ館」へ行って来ました。

 

 

姫路城前の家老屋敷跡公園内に建てられています。

 

官兵衛さんの生涯、ドラマの出演俳優さん、撮影風景などを

パネルや映像で紹介してあります。衣装やセットの展示もあります。

官兵衛の書斎、官兵衛が幽閉された有岡城の牢屋は、撮影OKです。

途中に「戦国軍師列伝」というゲームがあり、簡単な質問に答えると、

どの軍師のタイプか診断してもらえます。ぜひ挑戦してみて下さい。

(ちなみに私は石田三成型でした)

 

そして姫路城へ。

 

 

別名を白鷺城(はくろじょう・しらさぎじょう)といいます。

築城以来400年、この地に砦が築かれてからでは600年を超える歴史があり、

数多くの国宝、重要文化財、伝説などを持つ、姫路市のシンボルです。

ユネスコの世界遺産に登録や、日本100名城などに選定されています。

 

しかし、現在姫路城は『国宝姫路城大天守保存修理工事』の真っ最中。

 

上の写真の2週間後の姿です。

 

50年に一度の改修で、今はまだその姿は見れませんが、工事用の素屋根が

少しずつはずされています。

1月までは天守閣にも登れ、作業されているのが間近で拝見できたわけですが・・。

すでに公開期間は終わっていました。

 

この夏には、大天守閣の外観が披露され、

2015年の3月にグランドオープン!となります。

 

城内にて、官兵衛の歴史館という特別展示も行われています。

兜や甲冑、資料や模型などが展示されていました。

 

他にも、「播州皿屋敷」という有名な怪談の井戸があります。

「いちまぁあぁぁい・・・にまぁあぁぁい・・・いちまいたりなぁぁい~」

と皿を数えるお菊さんの井戸です。

 

桜の名所で、春は大勢の人が観光に訪れます。

残念ながらまだ蕾でした・・。

 

今年は官兵衛さん効果でさらににぎわうと思われます。

 

 

少し足を伸ばして、書写山へも行って来ました。

 

摩尼殿

 

書写山は、姫路市の北部にある標高370mの市内で一番高い山で、

山上にある円教寺は西国霊場の第27番札所として知られています。

円教寺は1千余年前に性空上人(しょうくうしょうにん)によって

開かれた天台宗のお寺で西の比叡山とも呼ばれています。

 

大講堂

 

書写山は、秀吉が官兵衛の進言により本陣を置いたところです。

軍師官兵衛のロケ地としても使われました。

(4月20、27日放送の第16、17話で放映される予定だそうです。)

 

 

姫路・播磨には他にも官兵衛さんゆかりの地がたくさんあります。

どうぞこの機会に、ぜひ訪れてみて下さい。