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KCON WALKER

工事現場

スリップフォーム工法の作業手順 (2011/11/17)

建設事業部の山さん


秋深まる今日この頃、皆様如何御過ごしでしょうか?
京都には色々と紅葉の名所があります。有名な所では嵐山に嵯峨野や高雄、清水寺や金閣寺、東福寺に泉涌寺などなど。全国から観光客の方がいらっしゃいますので、この時期京都市内は車で移動しようとすると時間が読めませんので、多少遠回りでも電車が確実です。


 さて、そんな町の賑わいを横目に我が機材センターでは色々な事を行っております。
どこの機材センターでも同じだと思うのですが、通常業務は機械の整備と次の現場の準備が主な仕事です。

 しかし、新しい工種・モールドの開発や実験も並行して行っています。
まだ、開発中のものも多く詳しくはお伝えできないのですが、より経済効果の高い工種や、全く新しい工種などを開発している様子。
また、現場からの要望で新工種が開発されることも多々あります。先日、その中の一つが施工を行いました。


舗道と車道を分ける擁壁です。
打設状況
舗道と車道を分ける擁壁


打設状況2
舗道と車道を分ける擁壁


高さが500程度の擁壁ですから、通常の現場打ちで設計されていました。しかし、工程が非常に厳しい現場でしたので、スリップフォーム工法に変更され施工を行いました。
打設延長が約1,800mありましたが、非常に短期間で打設を終え、改めて施工速度の速さを実感した限りです。
施工としては、無筋構造物なのでスランプが少しでも柔らかいとオーバーバイブとなり、スランプ管理には非常に神経を使いましたが、無事に収めることが出来ました。


 この様に、開発したものが実際に施工され、現場に貢献することが出来るとたまらないものがあります。担当する職員やオペレーターはドキドキもんですが。。。(笑)
これからもこの様な機会が増えるように頑張って行きたいと思います。