お使いのブラウザはサポート対象外です。推奨のブラウザをご利用ください。

KCON WALKER

工事現場

スリップフォーム工法のスピードって?

建設事業部の山さん
早くも3回目ですか、5月病にかかるの?かからないの?どっちなの!っていう新入社員の皆様、頑張ってください。この病の大半は気のせいです。気にせず楽にいきましょう。
さて、今回は施工速度のお話ですね。
この工法の施工速度は大体、1分間で1mくらいです。
(↑言い切っちゃってますが、これ、かなり大雑把です。)
てことは、2mで2分なんです。つまり、2次製品1本が大体2mですから、1本分を2分で施工しちゃうスピードなんです。
結構というか、かなり早いでしょ?
施工スピードの速さ。これが、スリップの最大の長所なんです。
実際、写真では速度感って分かりませんね。↓に動画がUPされています。参考までにどうぞ。
http://www.nsfa.jp

各種構造物毎に施工スピードや日々の施工量は変わります。詳しくはこれの5ページに書いてありますよ。
http://www.nsfa.jp/pdf/structure_sekisan.pdf

施工スピードが速いって事は、工期が短縮できます。しかも、かなり。
特に共用路線とかだと規制回数が少なくて済みますから、交通障害期間を短く出来ますね〜。
それに、木製型枠とか使いませんから、森林保護に貢献できるかな。少なくともコンパネは必要ないですからね。
あとは、生コンの配合が特殊だから耐凍害性の高い構造物になる。とか、長距離連続して打設するからコールドジョイントが無いとか、色々あります。
なんと言うことでしょう〜、とても素晴らしい工法ではありませんか〜っ。
(↑住宅番組のナレーション風)
いや、ほんと良い工法だと思います実際。でもね、そんな良い事尽くめの事って世の中あると思います?無いですよね〜。いや、あるのかもしれませんけど、私は知りませんね〜。
ということで、次回はこの工法の弱点、というか、短所。こんな施工条件はこの工法に向かないですよ。とか、こんな場合は無理ですよ。ということを書いてみましょうかね。
ではでは。