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KCON WALKER

製品

鞘管ブロック

「担当」   四国営業所 KM

 長くつらかった暑い夏も終わり、すっかり秋らしくなってまいりました。朝晩はかなり冷え込んできましたので、
みなさん風邪などをひかないようお気を付け下さい。
 
今回は四国横断自動車道(鳴門〜徳島間)にて使用した鞘管ブロックについてご紹介させていただきます。

 〜鞘管とは〜

 従来河川堤防への橋脚の設置は「工作物設置許可基準」(平成6年)によって認められていませんでしたが、同基準の改正(平成10年)にともない、「鞘管構造等の堤防に悪影響を及ぼさない構造のピアアバットを設け川裏側において堤防補強を行うときはこの限りではない。」として条件付きで設置が認められることとなりました。この改正により、大幅なコストダウンにつながる橋脚構造が可能となりました。
 地震時において橋脚と堤防は振動性状が異なるため、堤防に悪影響を及ぼすことが考えられます。鞘管とは、橋脚を取り囲んで堤防との縁を切る構造物です。その遊間で橋脚と堤防との相対変位を吸収し、堤防への影響を緩和させる目的で鞘管を設置します。
 今回の現場では、鞘管ブロックとして2次製品で製造し据え付け致しました。
鞘管ブロック
*施工前の製品
1段8分割H=1500㎜x4段 総高さH=6000㎜

鞘管ブロック
*製品の据え付け状況(3段目)

鞘管ブロック
*製品据え付け終了

鞘管ブロック

*完成写真1
鞘管ブロック
*完成写真2

ケイコンでは、今回の鞘管以外にもプレキャスト化を推進しております。現場打ち作業が難しい等、
お困りの際はお問い合わせいただけると幸いです。