KCON WALKERケイコン社員のはんなりブログ
京都の観光情報〜『京都の八重とその周辺』〜
事業本部 M.M
こんにちは。大河ドラマ「八重の桜」は今、京都が舞台となっていますので、今回は京都での新島八重の足跡をたどってみることにします。
新島八重のことはご存じの方も多いとは思いますが改めて簡単にご紹介します。
会津藩の砲術指南役 山本家に生まれ、女ながら鉄砲の扱いは一流でした。戊辰戦争のおり、鉄砲隊を指揮し薩摩軍を翻弄し勇敢に戦っています。
兄山本覚馬はその優れた才能から京都府顧問として京都の発展に大いに寄与し、後に八重の夫となる新島襄の同志社大学設立時にも、所有していた薩摩藩邸跡地を安価で譲り力になりました。
八重にはいくつかの愛称というかサブネームがあり、会津ではその勇敢さから「会津のジャンヌダルク」、京都では新島に生き方が美しい「ハンサムウーマン」と言わせしめ、徳富蘇峰には「鵺 ぬえ」と呼ばれ、さらに日本赤十字社正社員になり日清、日露戦争では篤志看護婦として「日本のナイチンゲール」と言われ、後に女性で初めて叙勲もしており実に波乱に満ちた激動の時代を果敢に生きた女性でした。
さて最初は御所の東南近くの新島襄と過ごした旧新島邸に行ったのですが、ここは全て予約制でネット予約してから訪問してください。中には入れず残念。
そこから河原町丸太町を少し東へ、鴨川のほとりに八重が京都で最初に教鞭を取った女紅場の跡を示す石碑があります。その跡地が今はFRESCOという京都では最も店舗数の多いスーパーになっていました。
その後、御所の北側の同志社大学を訪問、祝日ですがキャンパスは解放されており八重さんブームなのか観光客もよく見かけました。
シンボル的なクラーク記念館(重要文化財)
礼拝堂チャペル(重要文化財)では卒業生は結婚式が挙げられます。偶然花嫁さんが通りかかりました。
おめでとうございます。
烏丸通りをはさんで向かい側の寒梅館のカフェレストランでは「八重さんランチ」があり、8種類のおかずがワンプレートに乗っています。ボリュームもあり美味で750円は安い。周りでは観光客か留学生なのかやたら外国語が飛び交っていました。
ついでなので八重さんもきっと訪れたであろう近所の世界遺産でもある下鴨神社と糺の森に寄ってみると、広大で涼しい森の中でおばあちゃんたちが写生大会中でした。創建は不詳ですが崇神天皇の頃?とにかく古い。君が代に出てくる「さざれ石」がありました。
八重さん関連以外でも他に相国寺
人形寺、北野天満宮、二条城など上京区、中京区周辺だけでも数々の素晴しい史跡、観光地がありますので、ぜひ何度も京都におこしいただきその都度新しい魅力を感じ取ってください。