KCON WALKERケイコン社員のはんなりブログ
トンネル内用排水構造物施工速度
建設事業部の山さん
最近の問い合わせの中で、監視員通路が復活しつつあるのか、よく値段を聞かれるようになりました。
確かに一時監視員通路工が無くなって監査廊工となったのですが、道路から縁石分高いだけで柵も何もない状態ですから、さぞかし保安関係者は怖いだろうなぁとは思っていました。安全面からしても復活は喜ばしいことです。
そこで、スリップフォーム工法でという問合わせが増えているのですが、いつものように経済効果が高い。というメリットよりも、監視員通路の場合はどちらかと言えば施工速度の方に重きを置いている場合が多いのです。確かに施工速度は型枠に比べれば早いです。しかし、非常駐車帯部分は型枠による施工となります。また、施工順序としても舗装の後になりますので、やはりプラクティスな工種には変わりないです。
そこで、監視員通路付矩形水路の登場です。
前回にもお話ししましたが、これが中々の優れものです。工程は間違いなく短縮できます。
また、最近ではこの製品と、スリップフォームの組み合わせでかなりの相乗効果を得ております。
監視員通路が設計に入っているが、工期が無い場合。片側がこの製品、もう片方がスリップフォームで施工するのが今の所最速の施工速度となっています。
こんな壁のあるところにコンクリート舗装用の大きな機械が乗っても大丈夫なの?と感じる方もいらっしゃるでしょう。
大丈夫です(笑)十分にクローラーを切ることができる離隔を確保できます。
ほらね。
この組み合わせでは3kmの延長のトンネルを用排水工事から3ヶ月で終わらせた実績があります。かなりの突貫工程だったのは間違いないですが、それにしても、この組み合わせを採用しなければ終わらなかったケースです。
工期が無いと考えられている方は一度お問い合わせくださいませ。何かお手伝いできることがあるかもしれません♪