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製品

プレキャスト油水分離桝『save』のご紹介 〜その3〜

技術部 TT


過ごしにくい天気が続いてますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。風邪を引きやすい季節ですので体調管理には十分気をつけてください。


前回は油水分離桝の分離性能についてのお話でしたが、今回はもうちょっとだけ詳しいことを書きたいと思います。

油水分離桝を設計する上で最も重要なポイントは、下流側へ油を流出させないこと
基本的な設置計画については、本線排水系統の把握、施工用重機が入れるか、油の回収車が近くに行けるか、メンテナンスのしやすさ、経済性はどうか、など様々な観点から考える必要がありますが、それらが解決した前提で話を進めます。


油水分離桝は基本的に3槽構造となっていて、3槽目に鋼製の仕切板があります。
『下流側へ油を流出させない』=『油が仕切板を通過しない』ようにすればいいのです。


イメージで表すと以下の図の通りです。


下の図では油が仕切板の下をくぐって下流側へ流出してしまいます。これではいけません。
上の図のように油が仕切板の手前で留まる状態にしておけば、後で回収車がやって来て油を回収することができます。


そして、前回お話した比重分離の考え方を使って油水分離桝の形状を決めていくわけですが・・・続きは次回!遅々としてなかなか進みませんがもう少しお付き合いくださいませ。