お使いのブラウザはサポート対象外です。推奨のブラウザをご利用ください。

KCON WALKER

工事現場

スリップフォーム工法が苦手なこと。その1

建設事業部の山さん

暖かくなってきました。先日久しぶりに全力疾走しました。小学3年生相手に。
しかも、負けました…。う〜ん、迫りくる年の波には逆らえませんね。

 さて、前回まではスリップの得意な事ばかり書いてきました。主なものとしては、施工速度が速いとか、省力化が図れるとか。でも、良い事ばっかりの事なんてありませんから、今回からはスリップが苦手なことを書いていくことにします。

まずは当り前の事ですけど、作業範囲内に機械が入る。ということですね。
は?って思った人いるでしょう?当たり前過ぎてイラッとしたでしょ?(笑)

でもこれ、重要なんです。
新設の現場では好きな様に出来ますから、特に問題にはならないのですが、供用中で規制を掛けて行う様な工事では、まず、規制内に機械を納める。と、いうことに我々機械屋は一番悩む事になります。
工種によって必要な幅は変わりますので、あの工種でこの幅で施工したから、この工種でも大丈夫だろう。これは当てはまりませんね。
また、路片側と中分側でも機械の必要な幅は変わってきます。
路肩で施工したときのものです。

スリップフォーム工法

ね、結構キツイでしょ?こーゆー所に入れようとすると結構頭ひねらないといけない訳ですね。

ですから、こんな条件下での施工を設計しようとされているなら、機械施工の最低必要幅員を確認することをお勧めします。(^^)

でも、こんな風にギュ〜ッってなってる所で打設してて、後をふっと振り向いた時、自分の作ったものがズラ〜っとあったら、それはそれで気持ちいいものですけどね。

では、今回はこの辺で。
次回は現場の条件を書きましょう。ではでは。