製造・施工のノウハウを活かした建設事業
建設事業部では、品質・環境マネジメントシステム(ISO9001、14001)に基づく品質・環境管理体制を構築し、諸官庁が発注する橋梁、トンネル、高速道路の土木工事や構造物の工事を受注、施工しています。
また、構造物の成形を機械によって連続して行うスリップフォーム工法では、新しい技術である情報化施工により様々な構造物施工の大幅な工期短縮を可能にしています。

ケイコンは創業より80年余り、日本のインフラ整備全般にコンクリートで関わってきました。
日本の自然や都市の環境適応へのノウハウと、かつ自社で製造と施工を持つ強みを活かし、建設事業者として最適なご提案をいたします。
ケイコンでは国内では数少ないスリップフォーム工法を取り扱っております。
木枠を使用しないため、森林破壊に対する環境保護に貢献できます。
また、施工速度が早く、大幅な工期短縮を実現、構造物が曲面であっても容易に施工することができます。

スリップフォームによるコンクリート舗装工
連続鉄筋、メッシュ筋使用による舗装にも対応可能。
敷き均し、締め固め、平坦仕上げを一度に行なえる機能を持つ成型機により工期短縮、省力化に貢献します。

トンネル内では監視員通路縦壁付くけい水路との組み合わせで、より一層の工期短縮が可能

スリップフォームによるコンクリート防護柵工
国内では、平成3年に上信越自動車道で
施工されて以来、施工実績は、390km以上
大型車の突破事故を防ぎ、乗員の安全を確保します。供用中路線においてはガードレール越しに施工する事も可能です。
スリップフォーム工法の特長
- 木製型枠を使用しないので、森林破壊に対する資源保護に貢献できます。
- 施工速度が大きく、大幅に工期を短縮可能です。供用中道路等の工事では交通障害期間を短縮することが可能です。
- 構造物の平面線形が曲線であっても容易に施工することができます。
- 在来工法に比べ水セメント比が小さく空気量の多いコンクリートを使用する為、耐凍害性の高い構造物となります。
コンクリートポンプ車での材料供給によるスリップフォーム工法コンクリート舗装の施工例
当現場の条件は、道路幅員が二分割するには狭く(成型機とアジテータ車が離合できない)経済的・人員的な理由で縦・横取り機の使用は見送られました。 鉄筋は8m間隔のメッシュ筋で事前に敷設する必要があり、従来の材料供給方法が困難な状況でした。 この条件下で材料供給を可能とする為に、SF工法では非常に珍しいコンクリートポンプ車による材料供給を採用しました。
- 施工場所
- 大分県日田市
- 施工時期
- 平成26年1月~2月
- 製品寸法と規模
- 582m 施工幅:5.82m 舗装厚:20cm
- 製品・工法 詳細
- スリップフォーム工法コンクリート舗装
国道56号中村宿毛道路 平成28年度芳奈改良工事
高知県四万十市から宿毛市へ続く高規格道路において、日本では初めて有筋のコンクリート剛性防護柵の施工を、トータルステーションを使用した情報化によるスリップフォーム工法で施工しました。
- 施工場所
- 高知県宿毛市
- 施工時期
- 平成28年2月
- 製品寸法と規模
- コンクリート剛性防護柵 L=335m
- 製品・工法 詳細
- スリップフォーム工法
最新お知らせ情報
- 2019-11-20
- 製品施工現場<L排R箇所>のご紹介
- 2019-11-19
- 明度証明およびテクスチャー証明取得製品の紹介
- 2019-10-08
- 製品施工現場<境界ブロック(シキール)>のご紹介
- 2019-10-07
- ハイウェイテクノフェア2019に出展します。