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KCON WALKER

製品

製品情報『スパンザウォール工法』2

滋賀営業所 G.F

 

皆さんこんにちは。

まだまだ肌寒い気候は続いており、暖かな春の陽気を肌で感じることができるのはもう少し先になりそうですね。

また、こうした季節の変わり目は体調を崩しやすいものですので、皆さんも体調管理にも十分気を配り、健康な毎日をお過ごしくださいませ。

 

 

さて、今回ご紹介するのは「スパンザウォール工法」。プレキャスト部材と現場打コンクリートを併用したハーフプレキャスト・ボックスカルバートです。

内空高5~6m、内空幅に至っては6~16mというかなり大きなサイズが標準規格として設定されています。また側壁・頂版・底板の分割構造になっているので、自由な構造を実現できるのも特徴の一つ。そして、プレキャスト部材(工場であらかじめ製作しておいたコンクリート製部材のこと)と現場打ちコンクリート(ミキサー車で練ったコンクリートを現場で組んだ型に流し込むこと)を併用した構成となっているので、工期の短縮も実現します。主に橋梁やトンネルとして使用して頂いている製品です。

 

このスパンザウォール工法。今年の2月に、滋賀県湖南市を流れる丸保谷川に架かっている老朽化した橋の架け替え工事の中で使用していただきました。その時の施工写真もご紹介します。

 

まずは側壁部材を施工。ちなみにこの側壁部材の重さ、一つ5tほどになります。側壁部材施工後は、底版に配筋し、コンクリートを打設します。

 

続いて頂版スラブも施工完了。だんだんと橋らしい外観になってきました。

 

そして、頂版にも鉄筋を配置し、現場打ちコンクリートを打設したら・・・

 

躯体の構築、完了です!

 

スパンザウォール工法によって、この先の何十年間、近隣の住民の方々も安心して通れる丈夫な橋ができあがりました。竣工した暁には、私もぜひこのスパンザウォールの上を通ってみたいですね。

 

スパンザウォール工法、いかがだったでしょうか?この製品についてもっと知りたい方は、ケイコンのHPにあります「製品・工法INDEX」もぜひ読んでみてくださいね。