北関東営業所　YO

　こんにちは！
寒暖差が激しく、体調管理が難しい今日この頃。と言っている間に、節電の夏を迎える
ことになるのでしょうか？
夏と言えば、入道雲に突然の大雨がつきもの。今回は、側溝の排水不良を改善する製品のご紹介です。

　高速道路（高規格道路も）の中央分離帯の横には、道路排水のために様々な側溝が設置されています。そんな中に、皿型側溝（ロールドガッターと言います）があります。
建設から数十年も経つと、定期的に清掃が行なわれていますが、ゴミの堆積や地盤沈下によって排水機能が低下していきます。そんな所を台風やゲリラ豪雨が襲うと。。。



このような状態に。この状態で降雨が続けば、水溜りは大きくなり、通行部（追い越し車線）が水浸しになります。
これを改善するために、株式会社 ネクスコ・メンテナンス関東様と共同開発した製品が、「2WAYドレイン」です。



　開発コンセプトは、既存の皿型側溝との連続性を確保し、桝への導水を目的とした水路機能と、滞水の一時的な貯留が可能な空間機能を持たせること。もちろん、製品に車両が直接載っても耐える強度と、掘削断面の削減（断面の小型化）と高速道路本線上での施工を考えて、可能な限りの軽量化を図った上で、なるべく安価に抑えること。。。
答えは、既存製品の「ロールドガッター」と「くけい水路」を掛け合わせる事でした。



　施工後は滞水問題も解消し、ご好評を頂いた上、表彰まで頂きました。細かな仕様等はお問合せ頂くとして、同じような症状でお困りの際は、お気軽にお問合せ下さい。