施工方法

1 基礎
● 床掘り終了後、基礎砕石(t=150mm)の施工を行います。地盤が悪く沈下の恐れがある場合は別途考慮して下さい。
 
2 据付け
● 製品には吊り金具が埋め込まれておりますので、これを用いて施工を行います。
● 高さは敷モルタル(1:3)で調節を行い、通りと高さを一本毎に確認しながらジョイントにて接合し据付けます。この後、フランジをボルトで接合します。
● 桝の据付けに関しては下図の通り行います。
 
3 目地工
● 天端の端に目地を設けておりますので、モルタル(1:1)で目地詰めを行います。



 
<アクアランA・Bタイプの使い分けについて>
(1)種類
アクアランの標準タイプは、A及びBと2種類あり、内空断面、底版、側壁部材厚は同一ですが頂版の部材厚が、BタイプがAタイプより10cm厚くなっています。これは、外力により設計条件が変わるためでなく、アクアランの施工場所により使い分けを実施しているため違いがあります。
(2)施工条件
アクアランは通常、通路の縦断方向に敷設され、横断方向には乗り入れ部のみ敷設されます。しかし、現場によりアクアランの側溝を道路横断させる必要があります。(下図参照)アクアランを道路横断させる時、通常Aタイプを使用し上部は約10cmの舗装厚を確保し、縦断部と横断部の管底高を同一にするため、縦断部は頂版厚の厚いBタイプを使用します。