設計と施工

1 根入れは、用途(道路、河川等)によって従来の擁壁と同じ考え方で設計してもらえば良いのですが、短区間で縦断勾配に変化がある場合は、各種基準に従い最小根入れを確保して一定勾配にするか、高さ調整の異形タイプを使いながら階段状にする等の方法があります。

2 練積みの場合の伸縮継手目地(間隔)も、従来の同形態の擁壁と同じ考え方で設計して下さい。
〈基準例:国土交通省10m、NEXCO20m〉

3 基礎及び天端コンクリートの寸法、形状は現場の諸条件に合わせて決定して下さい。

 

SPブロック積み上げ方法参考断面図

施工断面は背面の地山または盛土の土質・地形条件から安定計算により下図のように決定します。尚、基礎形状は支持地盤の条件によっては安定計算を行い、変更することもあります。
 

SPブロックⅢ-1型


 

施工手順



 

施工例