大型ブロック積擁壁自立式 どっきんくん・どっきんグリーン(緑化タイプ)
大型ブロック積擁壁 自立式
※地域によっては取り扱いが出来ない場合もございますので最寄の営業所へお問い合わせください。
積み勾配が簡単に築造出来ます!
どっきんシリーズには、従来の積ブロック(間知ブロック)の額面を大型化(2.24m2/個)した「どっきんくん1号」・「どっきんくん2号」と、植栽も出来る「どっきんグリーン」の3タイプの大型積みブロックがあります。
これらの共通した特徴は、Hook(フック=引っ掛ける)Fit(フィット=なじむ)Lock(ロック=組み合う)とブロックに設けた凹凸の差し込みにより自立させ、専用基礎ブロックを用いることによって工期短縮を図れることです。
自立式ブロック積大型擁壁「どっきんくん」は、積ブロック(間知ブロック)の裏込コンクリートが不要な場合に使用する「どっきんくん1号」と、裏込コンクリートが必要な場合に使用する「どっきんくん2号」の2タイプがあります。
自立式ブロック積大型擁壁緑化タイプ「どっきんグリーン」は、前壁に大きな植栽ポット(ポット形状:H=1.0m×L=2.0m×B=0.5m、ポット容積=0.5m3)を設け、ブロック中央の控え部には植樹に必要な養分(水分)を、充分確保出来る様な保水スペースを確保しました。「どっきんくん」との組合せにより、色々な植栽パターンが構成出来ます。
どっきんくん
A型
B型
C型
D型
基礎ブロック
◎A型、B型には標準用と根石用があります(水抜穴の位置が異なる)ので、使用時にはご注意下さい。どっきんくん2号にも突起部のない天端用製品をご用意しています。
どっきんグリーン
本体
流入防止蓋
注)上段にどっきんくんを使用する場合に用います。
JH山陽自動車道 淡河P.A.
どっきんくん
- 1
- 『どっきんくん』は、天端の突起に底のはめこみ部を差し込むだけで自立するので、簡単に所定の勾配が築造出来ます。
- 2
- 『どっきんくん1号』は主に切土部(軟岩・硬岩)の風化防止対策・修景対策など裏込コンクリートを必要としない断面で安定条件が確保出来る場合に使用します。省人化、省力化、工期短縮に大きな力を発揮するコスト縮減に重点を置いた大型ブロックです。
- 3
- 『どっきんくん2号』は従来の積ブロックと同じ機能を有している為、関係各機関で定められている“積みブロックの適用範囲”内において安定計算を行わないで使用します。
- 4
- 所定厚の裏込コンクリートが必要な場合は『どっきんくん2号』を使用すれば、胴込と裏込の一体化を確保する事が可能です。
- 5
- 歩掛は石工・型枠工を必要とせず、特殊作業員(ブロック工)と普通作業員で充分なので、従来の積ブロックと比較して経済的です。
- 6
- 積み勾配は1:0.4、1:0.5、1:0.6が最適ですが、使用時にはそれぞれの勾配専用の基礎ブロックを用いて下さい。又、1:0.3の場合は姉妹品のロックコンウォールをお勧めします。
どっきんグリーン
- 1
- ポット形状・樹木の葉面積から干天日数(干上がりに耐えうる日数)が判りますので植裁する樹木を選べます。
※(旧)日本道路公団試験研究報告 Vol.29「植栽基盤について」参照。 - 2
- ブロックの形状は、本体内部が完全なポット型になっている為、中詰土が流出する心配がありません。又、植栽スペースと中詰土スペースが繋がっている為、植栽緑化育成に最も必要な水分・養分を長期に亘って保持する事が出来ます。
- 3
- 鉄筋コンクリートブロックの両側面へ上下・左右にコンクリートを打設する事で連続性を持たせている為、積ブロックと同等以上の強度(せん断抵抗力)を全断面確保しています。
- 4
- 施工は製品を1段毎に積上げて、胴込(裏込)コンクリートを打設した後、胴込(中詰)土砂を投入する工程を繰り返しながら所定の高さ迄、築造します。
- 5
- 植栽の都合(発注形態・植栽時期・メンテナンス等)により、胴込(中詰)工が施工出来ない様な場合でも、ブロック両側面に打設したコンクリートが一体化 (上下・左右)していますので、途中で工事を中断する事なく胴込(中詰)工を飛ばしてそのまま続行し、築造後に施工する事も出来ます。
- 6
- 「どっきんくん」と組合せて様々なパターン緑化が可能です。組合せは様々ですので、ご要望に応じて、完成予想シミュレーション(CG)もご用意致します。
- 7
- 積ブロックの適用範囲外で使用する場合は、擁壁タイプの『SPグリーンⅢ型』『Coco・A・グリーン』をご用意しております。
- 1.選定フロー
- 2
- 裏込コンクリートが不要な場合は「どっきんくん1号」を使用し、必要な場合は「どっきんくん2号」を使用して下さい。適用範囲(直高・勾配)使用条件(裏込コンクリート厚)等は、関係各機関の「積ブロック」使用範囲によって異なりますので使用の際には各機関の仕様書をご確認下さい。
※『主として法面の保護に用いられ、背面の地山が締まっている切土、比較的良質の裏込め土で十分な締固めがされている盛土など、土圧が小さい場合に適用される』 (道路土工 擁壁工指針;積ブロック・石積の定義より抜粋)
- 3
- 根入れは、用途(道路、河川等)によって従来の積ブロックと同じ考え方で設計してもらえば良いですが、短区間で縦断勾配に変化のある場合は、各種基準に従い最小根入れを確保して一定勾配にするか、高さ調整の異形タイプを使いながら階段状にする等の方法があります。
- 4
- 「どっきんグリーン」を使用される場合はポット部が所定の幅員構成(境界)を侵さない様、根入れに応じて後方に下げるか最下段に「どっきんくん1号」又は「どっきんくん2号」を使用される事をお勧めします。又、積高さは全壁高のうち3段迄とし、上段に「どっきんくん1号」又は「どっきんくん2号」を組合せされる際は、コンクリート流入防止蓋を設置して下さい。
- 5
- 伸縮継手目地(間隔)は、従来の積ブロックと同じ考え方で設計して下さい。 ※基準例:国土交通省10m、(旧)日本道路公団20m
- 6
- 基礎及び天端コンクリートの寸法、形状は現場の諸条件に合せて決定して下さい。
- 7
- その他、詳しい内容は当社の「築造仕様書」を参照して下さい。 又、本カタログの“規格”及び“設計と施工”内容は関係各機関の仕様等の変更により、予告なく変更する事がありますのでご了承下さい。
ブロックの額面を大型化、製品底のはめこみ部を落とし込むだけで自立するので、簡単に所定の勾配が築造できます。